1940年代アメリカ、ハリウッド映画全盛期の頃のエレガンスなメンズグルーミング文化を現代に蘇らせた、Made In NYのグルーミングブランドJS SLONE(ジェイエススローン)。
今回はそのJS SLONE(ジェイエススローン)の2種類のポマード、
- SUPERIOR HOLD POMADE(スーペリアホールドポマード)
- MATTE CLAY POMADE(マットクレイポマード)
の香り、ホールド力等を比較レビューしていきたいと思います。
JS SLONE(ジェイエススローン)とは?
1940年代アメリカ、ハリウッド映画の全盛期、グルーミングは社交場に通う紳士達の当然の身嗜みでした。 粋な紳士達は、すべてにこだわりを持ち、身の回りのものを誰かに任せることはしません。JS Sloaneは、そんなエレガンスを現代に蘇らせたメイドインニューヨークのグルーミンググッズブランド。 パッケージや香りなどのデザインは1940年代の優雅でクラシックな雰囲気を漂わせながらも、機能性はクリーン&モダンにアップデートされたプロダクトを展開しています。
引用 : JS Sloane Japan公式
JS SLONE SUPERIOR HOLD POMADE(ジェイエススローン・スーペリアホールドポマード)
まずはジェイエススローンのラインナップ中、最もスタンダードな、水性ポマード「スーペリアホールドポマード」から。
パッケージはこんな感じで高級感溢れるデザインになっていますが、容器の素材は瓶ではなくプラスチックです。
真ん中に描かれている男性は1947年頃、ハリウッド映画の全盛期の粋な紳士をイメージしてるんでしょうか?
クラシック感漂います。
香りは「1940年代の紳士を彷彿させる気品ある香り」らしい。
たしかにかなり大人な感じの匂い。筆者の父親世代(60代)、もしくはさらに上のお父さん世代の方がつけてる香料のような匂いがします。
割と強めに匂いを発します。
テクスチャーは結構しっかりめ。
ファイバー配合で、チューイングガムのような粘り気があります。
手のひらで伸ばす際は、若干力を入れながら広げていくような感じ。
ホールド力は強いです。
クラシックなスタイルを作るのに適した、ハードな使用感。
時間が経つと表面が少しパリッとしてくる感があり、ツヤはそこまで強くでません。
洗い落としは良好です。
JS SLONE MATTE CLAY POMADE(ジェイエススローン・マットクレイポマード)
続いて「マットクレイポマード」。
こちらは名前の通り、マットな使用感が特徴です。
こちらもパッケージはプラスチック。
CAVIAR CLAY(キャビアクレイ)と書いてありますが、これはキャビア缶をモチーフにデザインされたそう。
(中身にキャビアペーストが入ってたりする訳ではありません)
香りはホワイトティーのような?アロマっぽいような?少し柑橘系も混じってるようなイメージ。
先のスーペリアホールドポマードとは全く違い、やや爽やかさのあるような匂いです。
ただしこちらも割と強め。
クリーム状のテクスチャーで、柔らかいです。
伸びも良好ですが、水っけがないので手で広げると真っ白になります。
髪につけても一旦髪の毛が真っ白になるような感じ。
しっかり馴染ませないとスタイリング剤が髪に白く残っちゃうので注意が必要。
強いセット力と、最強クラスのマット感が特徴。
パサついた感じのセットになり、ボリュームアップ効果も◎
洗い落としも思ったほど悪くなく、普通にシャンプーすれば普通に落ちます。
まとめ
レトロなブランドイメージのJS SLONE(ジェイエススローン)。
今回ご紹介した、異なるタイプのポマード2種
- SUPERIOR HOLD POMADE(スーペリアホールドポマード)
- MATTE CLAY POMADE(マットクレイポマード)
どちらもポマードらしい、強い使用感が特徴です。
ビシッと抑えるなら「SUPERIOR HOLD POMADE(スーペリアホールドポマード)」。
マットな見た目でボリュームアップを狙うなら「MATTE CLAY POMADE(マットクレイポマード)」。
クラシック感漂う、ちょっと良い高級ポマードをお探しの方にはオススメです。