資生堂が、2021年上半期をめどに、日用品事業を外資系大手投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズに売却する方向で最終調整に入った。
対象となるブランドは、ヘアケア製品「TSUBAKI」をはじめ、男性向けラインナップの「UNO」「Ag DEO 24」「SEA BREEZE」も含まれる。
いずれも馴染みのある人気ブランドばかりだが、売却の背景には低価格帯商品の競争激化と、ハイブランド製品の付加価値強化があるようだ。
プチプラでも「資生堂」というだけで安心して購入していたユーザーも多くいたであろう中、特に年々拡大する一方だったメンズコスメ市場において、安価で高品質な「UNO」のスキンケア製品は、需要が高かったように思えるが。。