日本で最も有名であろうヘアスタイリング剤メーカー、GATSBY(ギャツビー)。
今回はそんなギャツビーのグリースラインナップ
- スタイリンググリース・フリーズロック
- スタイリンググリース・アッパータイト
2種類をレビューしていきます。
ギャツビースタイリンググリースとは?
ギャツビーが、昨今のポマード・グリースを使ったツヤ髪のブームに合わせて2018年に発売したスタイリング剤。
弾力性ポリマー※が髪の表面をコーティングし、グリース特有のツヤ感を出しながらも確かなホールド力を実現。
また、オイルフリー処方なのでベタつかず、洗い落としも簡単。
※フリーズロック:(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)
※アッパータイト:(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)
スタイリンググリース・フリーズロック レビュー
まずはフリーズロックから。
パッケージはポマード缶を意識したようなデザインになっています。
ただし、容器部分の素材はプラスチックです。
公式によると、クリアフルーティの香り。
たしかにそんなイメージの匂いがします。美容院のシャンプーのようないい香りです。
容器を傾けると、中のスタイリング剤がこぼれ落ちてしまうほど水々しく柔らかいテクスチャー。
指に取りやすく手のひらでも伸ばしやすいです。
ただ、髪に塗布すると若干ベタつき、ゴワツキ感が出てきます。
固まってくるのも結構早いので注意が必要。
パリっと固まるというよりは、ベタっと固まるというか。
でんぷんのりで髪の表面をコーティングしたようなイメージでしょうか?
「ホールド」というより、その名の通り「フリーズ」という言葉が合いますね。
ギャツビー公式からチャートを引用するとこんな感じ。
ん〜、個人的には「スタイルの持続力」はこんなに高くないかなと。。
たしかに瞬時にフリーズできるスタイリング力は魅力ですが、持続力はもう少しソフトなイメージでした。
スタイリンググリース・アッパータイト レビュー
続いてアッパータイト。
こちらはブルーのパッケージですね。
香りはフリーズロックと同じで、クリアフルーティの匂い。
ただし髪に塗布すればほぼ無香料、もしくはほのかに香るシャンプーの匂いというような感じなので、幅広いシーンに使えると思います。
ゼリーのようなテクスチャーで、こちらも大変扱いやすいです。
髪にも馴染みやすく、スタイリングも簡単。
そして何より、ホールド力が想像以上に強かったですね。
バーバー系メンズグルーミングブランドの水性ポマードと同等のホールド力があるんじゃないかという印象。
ツヤは気持ち強めに出るかなという感じでした。
こちらもギャツビー公式からチャートを引用するとこんな感じ。
「ツヤ」「スタイルの持続力」「固定力」は謙遜しすぎ!w
もうちょっとあると思います。
そして「再整髪力」はこんなにありません(笑)
一度セットしたらパリッと固まるので、再セットはほぼ出来ないでしょう。
まとめ
流行りに乗っかって作った(当たり前ですが)と思われる、ギャツビー・スタイリンググリースシリーズ。
2種類とも、思った以上の完成度でした。
赤の「フリーズロック」の方は、なかなか面白いスタイリング剤です。
水々しく柔らかいテクスチャーだからと言ってのんびりセットしてると、すぐに髪が固まってきてしまいます(笑)
まさにフリーズロックw
公式では「ムービングラバー3:グリース1」程度で混ぜて使うことを勧めていましたが、たしかにそんな使い方の方がいいかもしれません。
青の「アッパータイト」は、品質の良い水性ポマードです。
扱いやすいテクスチャー、良い意味で無難な香り、安心のホールド力と、普段使いするにはかなりオススメのスタイリング剤。
コスパを考えても、買って損することはないかなと思います。
いや、むしろかなりいいです。(特に青のアッパータイト)