「40才からを誇ろう」というキャッチコピーで、浅野忠信さんをイメージキャラクターに起用し、大人男子に積極アプローチをしている「LUCIDO(ルシード)」。
今回はそんな同ブランドのヘアワックス、
- ルシード「ヘアワックス・スーパーハード」
- ルシード「ヘアワックス・ボリューム&ハード」
2種類を比較レビューしていきます。
LUCIDO(ルシード)スタイリングシリーズとは?
歳を重ね、細く柔らかくなった男の髪に活力を。
浸透性アミノ酸が髪の内部から弾力を与え、若々しいハリとコシのあるヘアに。
ボリュームが減り、若い頃よりセットが決まらなくなってきた大人男子の為のスタイリングシリーズです。
ルシード「ヘアワックス・スーパーハード」レビュー
まずは「スーパーハード」からレビューしていきます。
パッケージはいたってシンプルで、遊び心はナシ。
まさに大人向けって感じですね。
無香料・無着色ですが、鼻を近づけて近くで嗅ぐと、女性用化粧品のような香りがします。
ただし髪に塗布すれば匂いはしません。
ワックスの質感は柔らかく、水々しいです。
使いやすさは問題なし。
ルシードワックスの中で最も強い整髪力を誇るとされているこちらのスーパーハード。
正直セット力に関してはそこまで期待していませんでしたが、ギャツビーやウーノといった、市販のハードワックスと同程度のセット力はあります。
公式からそのまま引用すると、
整髪力 | ★★★★★(5/5) |
ボリューム | ★★★★☆(4/5) |
ツヤ | ★★☆☆☆(2/5) |
とありましたが、サロン用を含めた全スタイリング剤の中で筆者が独断で評価をすると↓
整髪力 | ★★★☆☆(3/5) |
ボリューム | ★★★☆☆(3/5) |
ツヤ | ★★★☆☆(3/5) |
くらいかなという印象。
「スーパーハード」という名前ほどの整髪力はありませんが、無香料でナチュラルセットが出来る為、大人男子は使いやすいと思います。
ルシード「ヘアワックス・ボリューム&ハード」レビュー
続いて「ボリューム&ハード」のレビューです。
容器の部分が紺色になっています。
こちらも無香料・無着色。
テクスチャーは先に紹介した「スーパーハード」に比べ、さらに水々しく柔らかいです。
まるで、小学生の頃お道具箱に入っていた指で塗るのり(ヤマトのり?デンプンのり?)のような感触。
髪に塗布するとスーッと水分が飛んでいき、パサつき・ゴワつき感が出てきます。
たしかにこれはボリュームが出る。
ただ、セット力は弱いです。
公式からそのまま引用すると、
整髪力 | ★★★☆☆(3/5) |
ボリューム | ★★★★★(5/5) |
ツヤ | ★☆☆☆☆(1/5) |
とありましたが、こちらもサロン用を含めた全スタイリング剤の中で筆者が独断で評価をすると↓
整髪力 | ★☆☆☆☆(1/5) |
ボリューム | ★★★★☆(5/5) |
ツヤ | ★☆☆☆☆(1/5) |
くらいでしょうか。
たしかにツヤなしボリュームヘアが作れますが、セット力はありません。
動きをつけたりしたい方には向かないでしょう。
まとめ
先に紹介した「スーパーハード」の方は、可もなく不可もなくというイメージ。
よくある、市販のハードワックスの無香料バージョンって感じで、特筆すべき点はあまりないかなという印象。
「ボリューム&ハード」の方は、個人的にはなかなか面白かったです。
水っぽいテクスチャーにも関わらず、髪につけるとスーッと乾いていくっていう。
まるで、アルコールジェル除菌で手を消毒した時のような感覚ですね。
スタイリング力こそありませんが、髪にゴワつき感が出る為、ナチュラルにボリュームを出したい方にはオススメ。
「LUCIDO(ルシード)」は「40才からのスタイリング剤」ってことで売り出してますが、今回紹介した2種類は30代でも20代でも使えると思います。
ただ若ければ若いほど、この「飾り気のないパッケージ」「香料なし」「アレンジの効かなさ」に物足りなさを感じるかもしれませんが・・