ポマードのブランド比較です。
今回は、
- REUZEL MATTE POMADE(ルーゾー・マットポマード)
- BYRD MATTE POMADE(バード・マットポマード)
この2種類のマットポマードを徹底比較していきます。
「ルーゾー・マットポマード」vs「バード・マットポマード」パッケージ比較
オランダ語で「REUZEL(ルーゾー)」はラード、つまり豚の油を意味します。
パッケージの豚さんはもはや定番ですね。
このマットタイプは、グレー×白のシンプルで控えめな色合いになっています。
「バード」は、プロサーファーCHASE WILSON氏が自身の愛称を由来にカリフォルニアで立ち上げたメンズグルーミングブランド。
ジェントルマンサーファーをイメージしたデザインは、非常にスタイリッシュ。
シンプルですが、どこか遊び心も感じられるようなパッケージです。
どちらも回して蓋を開ける、ベーシックなポマード缶の形をしています。
ただ、デザインの方向性は真逆。
ビンテージ感あふれる、THE・ポマードといった見た目の「ルーゾー」とは逆に、「バード」はポマードっぽさがなく今風。
どちらが好きか、人によって好みが分かれるところ。
「ルーゾー・マットポマード」vs「バード・マットポマード」香り比較
「ルーゾー・マットポマード」は、公式によると甘いラムのような香り。
わかりやすく例えると、ダウニーとか海外の柔軟剤のような匂いがします。
シリーズ全般、甘く強烈な香りを発するのが特徴のルーゾーにしては、控えめな匂いです。
「バード・マットポマード」は公式から引用すると、カナダ・トフィーノビーチをイメージした香り(レモン・ベルガモット・乳香・ブラックペッパーのブレンド)らしい。
こちらもイメージしにくいと思うのでわかりやすく例えると、八ツ橋のような匂いです(笑)
「ルーゾー・マットポマード」vs「バード・マットポマード」テクスチャー比較
どちらも柔らかく、クリームのようなテクスチャーです。
似たような仕様ですが、「バード・マットポマード」の方が若干水々しさがあり、伸びも良いかな?という印象。
その為、どちらかというと「バード・マットポマード」の方が扱いやすいかなと思います。
ただ正直、両者ともそこまで大きな差はありませんね。
「ルーゾー・マットポマード」vs「バード・マットポマード」使用感比較
※光の加減で髪色が違く見えていますが、両方黒髪の地毛です。
「ルーゾー・マットポマード」の方がホールド力は上、ツヤはやや抑えめです。
マットなスタイルで強くホールドしたい方は「ルーゾー・マットポマード」の方が良いでしょう。
「バード・マットポマード」は、テクスチャー少し水々しい分、ツヤも程よく出ます。
ホールド力は、マットポマードとしては中程度でしょうか。
強い主張がない為、使いやすさは二重丸です。
「ルーゾー・マットポマード」vs「バード・マットポマード」価格比較
- ルーゾー・マットポマード ¥2,530(税込) / 113g = 1gあたり22.38円
- バード・マットポマード ¥3,300(税込) / 85g = 1gあたり38.8円
コスパでは「ルーゾー・マットポマード」に軍配。
まとめ
もう一度まとめると、
- ホールド力 → ルーゾー・マットポマード
- ツヤの強さ → ややバード・マットポマード
- 使いやすさ → ややバード・マットポマード
- コスパ → ルーゾー・マットポマード
といった結果に。
ただ、デザインこそ全く異なる2つのマットポマードですが、使用感にそこまで大きな差はないかなという印象です。
1番の違いはやはり、香り。
柔軟剤のような落ち着いた匂い(と言っても強めですが)の「ルーゾー・マットポマード」。
八ツ橋にスパイシーさがプラスされたような、攻めた匂いの「バード・マットポマード」。
個人的にはどちらも甲乙つけがたいので、その日の気分で使い分けています。
2つとも手が出しやすいミニサイズ缶があるので、気になった方は是非お試しください。