レトロなパッケージが印象的な、オーストラリア生まれのUPPERCUT POMADE(アッパーカット・ポマード)。
その中でも水性で比較的軽めな、
- UPPERCUT FEATHER WEIGHT(アッパーカット・フェザーウェイト)
- UPPERCUT MATT POMADE(アッパーカット・マットポマード)
- UPPERCUT EASY HOLD(アッパーカット・イージーホールド)
3種類をレビューしていきます。
UPPERCUT POMADE(アッパーカット・ポマード)とは
“苦難な始まりは成功の素である。“ ブランドの起源はWilly “Uppercut” O’sheaの話までさかのぼります。Willyは1915年 アイルランドのダブリンで生まれました。彼の父親 は車両を生産する工場に勤めていましたが、ある 日、工場内の事故で死亡してしまいました。その為 Willyは、貿易商として世界中を飛び回り、物流会 社の船を管理してた叔父の元で育てられることに なりました。Willyは15歳になると、シドニー行きの 船に飛び乗り、そこから西へ渡り炭坑夫になりまし た。炭坑で3年働いた後、彼は1933年にボクシン グ組合へと入会することになります。そして何十年 もの間、ボクシングの試合で オーストラリアのあら ゆる場所へ遠征をして回ったのです。
”Uppercut”という異名はその連戦の中で手にした ものでした。当時は決して楽な時代では無く、世間 は大恐慌に喘いでいました。そんな生活苦の最中 でも、Willyは気品を重んじ、常に鞄の中にネクタイ と自家製のポマードを持ち歩いていたのです。
Uppercut Deluxeの中にWillyの哲学は今でも生き続けています。
最高品質の製品を作り、そしてスタイルにいかなる 時も気品を与えます。引用 : ドレスキン
UPPERCUT FEATHER WEIGHT(アッパーカット・フェザーウェイト)レビュー
まずはフェザーウェイトから。
香りは少し苦みのあるシトラス系って感じでしょうか。
甘い系の匂いではなく、そこまで強烈ではないです。
ファイバーペーストですが、想像以上に固く、水飴を指ですくっているような感じ。
手のひらで伸ばそうにも、粘りついてなかなか広がっていきません。
公式サイトから引用すると、
ツヤ感 4
ただ、ツヤ感は鈍く出る程度で、一般的なポマードよりは抑えめになります。
UPPERCUT MATT POMADE(アッパーカット・マットポマード)レビュー
続いてマットポマード。
塩キャラメルのような匂いで、髪に塗布すればまるで1日中ディズニーランドにいる気分(笑)
かなり固めで、指で削り取るような感じになります。
手のひらで伸ばすとクリーミーなテクスチャーに変化しますが、それでも若干の扱いにくさは残ります。
公式サイトから引用すると、
ツヤ感 1
自然なツヤ感と、ほどよいホールド力が特徴です。
UPPERCUT EASY HOLD(アッパーカット・イージーホールド)レビュー
最後にイージーホールド。
ウッディー系の香りで、海外の柔軟剤を彷彿とさせるような感じです。
指に取った感じは柔らかく、紙粘土のような質感。
ソフトでとても軽いです。
公式サイトから引用すると、
ツヤ感 1
ミディアム〜ロングヘアーの方でも使いやすいでしょう。
まとめ
オーストラリア発のメンズグルーミングブランド、UPPERCUT POMADE(アッパーカット・ポマード)。
ここで紹介した3種類のポマードを使ってみた全体的な感想は、ワイルドだなと。
上品さや繊細さを求める方には合わないと思います(笑)
1番最初に紹介したフェザーウェイトは、名前に似合わず結構ごっついです。
固まりかけた水飴をそのまま髪の毛につけるようなイメージ。
ツヤ感はあまり強く出ず、一般的な水性ポマードとはまた違ったホールド感です。
2番目のマットポマードは、軽い使用感で使いやすいのですが、ホールド力はまぁまぁといったところ。
そして何より、香りがもろにディズニーランドです(笑)
好きな人は好きでしょうが、やはりこの香りだと普段使いはしにくいかなと。
最後のイージーホールドは、日本人的感覚からすると、3つの中で1番違和感ない香りかと思います。
柔軟剤のダウニーとかそっと系の匂いですね。
ツヤ感、ホールド力ともに弱いので、キメ過ぎたくないけどノーセットもちょっと・・という時に役に立つでしょう。
ポマードのブランド比較です。今回は、 REUZEL CLAY MATTE POMADE(ルーゾー・クレイマットポマード) UPPERCUT MATT POMADE(アッパーカット・マットポマード)この2種類の[…]